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スープカレー論。

 投稿者:志野英乃  投稿日:2018年11月18日(日)12時48分22秒
  通報 編集済
  ラジオを聞いていたらある人が面白いことを言っていた。
理路整然としゃべることにはあまり価値がない、というのだ。
確かに国語の教科書では論理的に主張することが最上とされている。
自分の考えの根拠を示しながら、順序良く述べる技術が
これからの世の中を生きていくのには必須なのだ、と。
でも、そういう言説に実は振り回されているだけではないか
という気が確かにする。
だいたい自分が今まで見て来た感じだと
理路整然と根拠を示しながら自分の意見を主張する人って
他者に共感する能力にクエスチョンマークのつく人が多い。(笑)
そのラジオの人の主張だと
理路整然としゃべる人は、喩えて言うなら
スープカレーで箸でつまめる物だけつまんで食べている、というのだ。
つまりは、理路整然という箸では、スープを掬うことはできない。
美しいものに接して素敵だと思う気持ち、
人を好きになって好きだと思うような気持ちは
言葉にすると、やや支離滅裂なくらいが正確なのだ。
じゃがいもも玉ねぎも肉も、そしてスープをも掬うためには
箸を置いてスプーンに持ち替えるべきだ、と。
ある種、唐十郎の特権的肉体論に
近いことを言っているのかもしれない。
 
 
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