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ノルウェイの森を読んだ。
ずっと前に買って、
…たしか、五年くらい前に買って、
やっぱ本なんて読む気ねーや、
って、1、2年前に捨てたけど、
そこらじゅうの本屋で平積みしていて、
やっぱりこの赤と緑を並べて置きたいと思ってまた買った。
序盤から
場違いに気取った表現も多くて、
さらにはなんかドーテ臭い人の描く少年漫画みたいだな、って思ってしまった。
そんくらい
冴えない男が色んな女性に品のない事言われたりしてもらったりするシーンが多いなぁ、
と、醒めるポイントもあるが、
というか、なるべくそんな粗をさがしながら読もうとしてしまってると途中で気付いた。
それでもやはりそれはそう感じたのが事実だけど。
ああ、でも、俺もやはり、
話が合うだの顔がスキだのより後を引くのが、
その子とどんなセックスをしていたかだし、
それが、思い起こして興奮するとかそんなんはせいぜい数ヶ月程度(そんなにもつかな?)で、
そういう事以上に、そこまでしたのに的な所有意識というか独占欲、そして、そのせいか文字通り皮膚や、粘膜の味を知っている貴重な相手が、
どこか遠くにいくのは、
たまらないもんだ。
結局、俺も、
女の子とは、セックスで結び付いてるだけなのかもとさえ思った。
ついでにいうと、セックスをした子とは、
またセックスが出来るから会いたいんではないな。
もはやセックスをしたから、日常と比べて自分の本当の姿の何割か多めに気楽にドンっ、と床におけるという感じがあるから、
そんで、素直やら意固地やらをさらけだして、いざとなったらそれこそセックスが解決になったり、はっきりとした区切りになったり、
要はセックスまでが範囲内だという前提は、
とても心が楽になるわけです。
少なくとも、同じ布団で眠れるのは、
たぶん、強力な癒しだ。
ま、それは、この本の感想ではないやな。
偏った一部分にたいして、
いまこうして書きつ思いつしながらつらつら思い浮かんで書いちまった。
コレ読んでこの小説をひどく誤解する人が居ませんように…
うん、えと、
閑話休題(笑)
とりあえず、
俺自身にとって、
この本に関して言えば、
要するに
読む時期が
まだ早すぎたんだと思う。
素直に受けとめられないだけみたい。
自分自身のこの十五年程度の流れが、
まだ何も完結していない、未熟者だから。
それでも、さすがにラストの数行だけは、心地よく流れた。
その風景だけが、その余韻だけが、
ちゃんと音階をもって響いた。
だから、素直に読めれば、
やはり名作の名に恥じない情緒が通っているのだろうと、推測できる。
今は未だ、この手の内容に対して、
俯瞰できなくはないけど、
その上で、他人の語るこの手の内容に対しての疑心暗鬼があるのか、
それとも単に
好みによるものなのか、
避けようとしているのか、蔑もうと思っているのか、
自分でもわからない。
ちょっと、素直になれないだけなんだろうな、
経験的にいってこの感じは。
ただ、そんな青苦しいこの十五年を俺と密接に暮らした限られた人たちには、
出来れば永遠に読んでもらいたくないとかんじてしまった。
それと、たまたま、色々な事がまた最近起こって、
色々決断したり放棄したりしたけど、
読んだのがその後でよかった。
なんか、コレ読んだせいにされたらやりきれない。
とりあえず、まだ俺はこの本をちゃんと批評出来そうにはない。
でもさ、
ビートルズききたくなった。
それはよかった。
因みに、きっとこの小説のタイトルは本来
ノーホエアマン
なんだろうな。
ノルウェイの森
にした理由が
下らなかったらやるせない。
さあ、ビートルズをさがそう。
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